今日うちのだんなが某所の喫茶店で傑人に遭遇したそうで。 青空生活中かと思われる傑人氏はテイクアウトでコーヒーを受け取ったところ。次にだんながコーヒーとロールケーキ590円の注文に出した千円を指差して 傑人氏「10円ちょうだい」 だんな「へっ?あぁ、はぁまぁ、、、」 店員「410円のお返しになりまーす」 おつりを受け取ったのは傑人氏 傑人氏「はい、400円」 だんな「ど、どうも、、、」 席についてちょっと一息ついたころに再び現れた傑人氏 手のひらに小銭ばかりで100円載せて見せるので だんな「あ、両替ですか?」と100円玉を渡したら 傑人氏「これもらっていい?」 だんな「あ、いいですよ」 傑人氏「ありがと。きっといいことあるよ!!」 さらに 傑人氏「ロールケーキ、半分こしようか?(笑)」 だんな「いや、それは、、、(半笑)」 そうしてあたりまえに立ち去っていったそうです。 日本もいろんな生きかたが成立する普通の国に戻ってきたなぁというのが私たちの感慨で、いやそりゃ楽な生きかたじゃないですけど、中流にしがみつく以外想像できない息苦しさより、どうやって暮らしてるかわかんないようで案外暮らせてるひとがちょぼちょぼいるってほうがいい。 もう私もそんなにひとごとじゃなくなってきたっていうか。考えてみたら尊敬するひとたちほとんど貧乏時代がある(内田百閒、田中小実昌、水木しげる、、、)わけで、私が同じ道に踏み込んでも不思議はないなと一昨日あたり思った。