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写真の整理、キューバ経済講演会(2009/10/17)

 旅行中の写真が数千枚あるのをいちいちプリントしてたら堪らないので、各国少しずつ選んで小さくまとめて普通紙に印刷するべくデータ作り中。  セブン-イレブンのネットプリント、近くて安くて結構キレイでいいなぁ。ほんとはコンビニ使わない方針なんだけどね、、、。アップロードできるファイルサイズ上限が2MBで、ガタつかない充分なピクセル数で作るとA4が限界なのが惜しい。とかいって、最初の2枚を印刷してようやく解像度というものを思い出したんだけど。  だんなさんが御茶ノ水で開かれた【現代キューバ研究所】第1回講演会へ。講演者はキューバ大学エベルレニ・ペレス教授。って存じませんけど、キューバで(スペイン語読めないのに)買った「キューバ経済考察」という本の編者でした。  講演の内容は、国内での立場もありますので安易に広めないように、、、だそうで自粛しますが、わりと率直な個人的見解も聞けるものだったようです。砂糖・米・鶏肉・とうもろこし・豆という主要食物さえ輸入品ということと、貨幣流通量は増えているけどタンス貯金化してるということが少し意外でした。あとベネズエラとの関係について。  それ以外は、まぁそうだろうなと思いました。医療・教育・住居・最低限の食糧が保証されてたら、あえて働きたくなんかないってのが自然な人情でしょう。そんな環境でも蓄財する人はいるし、それを見る側は不満に思う。ムチで働かせる社会は暗くなり、アメで働かせる社会は狂いやすい。やれやれまったく。

鉄道に乗りたい(20090904)

 とにかくタカリのいない町に行きたい。という理由でハバナから東120kmのマタンサスを目指す。  せっかくだから鉄道に乗りたい。駅の隣の予約窓口に行ったら「今日の分は lista de espera に行って」。で行った1つ目の窓口は「ここじゃない。奥のほうに行って」。で行ったところで「IDが無いと売れないよ。パスポートはだめ!予約窓口に行って」。で振り出しに戻ってしまった。こうして書けば短いけど、実際は各窓口で並ぶから、10時に宿をでて、振り出しに戻ったときには12時過ぎ。汗だくだし荷物は重いし挫折感でぐったり。  ま、仕方ない。チョコレートのHershey社が作ったハーシー鉄道でも目的地に行けるから、そっちを試すことにする。これも駄目だったら、その後部屋探してまた一泊、、、?と暗い気持ちで。  ハバナ湾の対岸にフェリーで渡り、駅に着いたのが14時。ガイドブックでは1日5便、16時頃に1便あるみたいだし、もう駅に電車がいるし、やれやれ一安心。と思ったら、駅員?のおばさんが何か言ってる。5時とか6時とかに聞こえるけど?まさか?、、、で、時刻表見たら、1日3便に減ってて、次のは17:50だった。マタンサス着は真夜中近くになってしまう。やれやれ。  いまさらバスに切り替えたくないし、それはそれでターミナルまで行くのが面倒だし、待ってれば乗れるなら待つよ。幸いテラスカフェがある。というかそれしかない。時間をかけてビール、アイス、食事。これが意外に良かった。対岸には旧市街を眺めつつ、鳥かご、BGMアレンジのビートルズ、クラプトン。2日後の土曜日に行われるダンスパーティに向けてゆるゆると準備が進められていた。ミラーボールを設置して、船が着くごとにアナウンスして。  ハーシー鉄道も、なかなか他所では見られない代物で愉快だった。50周年の革命初期に召し上げて以来、新車を入れてなそうな骨董的車両。出発前に運転士がハンマーであちこち叩く(何のために?)と、車体がボロボロ落ちる。ドアは完全に閉まらないし、灯りは大体消えているし。たまに点くと羽虫が飛び回ってるのがわかる。ずっと林や畑の中だからね。そして揺れる揺れる。船みたい。  それでも充分走るわけで、一時は満席になるくらい使われているわけで、「のぞみ」しか選択肢がないより、こういうのも日本にあったらいいのにと思う。日本は高品質・高価格...

2日目(20090903)ハバナ

 美術館、革命博物館、雨の中延々歩いてコッペリア、海岸で夕日を眺め、官営レストランで食事。観光らしい一日。  これでもうハバナはいいや、と思った。というか、昨日からの客引き・たかりにうんざりして、それが少ないという他の町に行きたい。しつこくつきまとわれた回数を数えれば一日2~3回で、うんざりするほどじゃない気がするけど、1回が長くて展開がウェットで疲れるんですよ。    オラ!アミーゴ!中国?日本?オー。日本ベリーグッド。    日本のどこ?東京?    スペイン語しゃべる?    俺は○○。(握手)    (景気、見所なんかの話)    で、どこ泊まってんの?ホテル高い高い。カーサなら安いよ。うちやってるから来なよ。    いらないの?じゃ食事だ。食事食事。ほらあそこ。見える?    葉巻は?    俺腹減ってるんだ。1ペソちょうだい。だめ?何で?1ペソだよ。腹減ってるんだ。アミーゴ。なぁなぁ。 毎度この流れ。最初のうち、単にフレンドリーな人(これがまた結構いる)と区別できないのが困る。

緊張の初日(2009/09/02)ハバナ

 いよいよキューバ行きで緊張する。ロンドンで(7月に!)早々とLonely Planetを買って2度熟読するほど。なぜだろう。他のどの国よりスペイン語しか通じなさそう、というのはあるし、やっぱり資本主義社会とは物事のすすめかたが違うだろうと思うからか。  といってもガイドブックの「持参すべし」グッズから採用したのは虫除けだけ。それで別に困らなかった。2週間だし、コロニアルタウンしか行かなかったから。1ヶ月以上、本当の田舎を旅行するなら、ガイドブックの言うように懐中電灯とか粉末ゲートレードとかピーナツバターとか必要なのかも。他には、メキシコ旅行中から野菜不足による?貧血を感じていたのでビタミン剤。私は持っていって良かったと思う。野菜すごく少なかった。  クバーナ航空の小さな飛行機は、スラブ文字にスペイン語を書き添えてある「YAK-42」。日本語話者にはかなり不吉な印象。離着陸時には床から霧が立ち上るし、リベット周りは錆っぽいし。揺れるたびにヒヤヒヤする。中でも私が一番おいおいと思ったのは、消火器がスラブ文字表記!いったい何年前のもの?!消火器ってたしか賞味期限みたいのあったはず、、、。  しかし、万年経済危機のキューバに航空機を買い換える余裕などないだろうと思う。経済制裁が人命を脅かすことを、我が身におよんでようやく実感した。  失礼ながら食べ物なんか出ないだろうと思っていました。実際は、飴とクラッカー(カナダ製)と飲物が出ました。飴は最後列の私の前で品切れになってしまったんだけど(連れはもらった)。  空港は薄暗く、職員はたくさんいるのに入管窓口を1つしか開けず、他の人はお喋り。手術着みたいな緑色の制服といい、いかにも社会主義っぽい、、、と思ったら、単に私達が出遅れただけで次の便が来たら皆スタンバイしたし、地味な制服に不釣合いな網タイツの流行はせめてものおしゃれか、と思ったら、単に派手好みな私服の名残だった。結局、空港が一番"いかにも"な所だったな。  同じ便で来た日本人2人組に声をかけてもらい、タクシー乗り合いで旧市街へ。彼らは目当ての民宿(貸間)を見つけてきてたけど、私達は何の計画もなし。とりあえずガイドブックの紹介に従って歩く。  客引きを挟むと自動的に5CUC(600円)値上がりするというので、次々寄ってくるのをかわし続けて目的の建物前に...