7ヶ月間の旅から戻って5年か6年か。いつの間にか月日は経つ。
10数カ国回った割に、写真は撮りっぱなし(2ヶ月分は盗まれたパソコンとともに消えた)、自分を見つけてもいないし、地元民と仲良くなってもいない。
何しに行ったんだとも言えるが、思い出を得てきたんだとおもう。
ブルガリアからトルコへの夜行バス、ベトナムの書店カフェ、メキシコのバスとタコスとカラフルな街並みとスコール、マケドニアの山、ポルトとドウロ川、ハーシー鉄道、、、サバサンド、、、
たぐれば切りがない情景の数々、もさりながら、今ここの景色に喚起される懐かしさがいい。ひと気ない田舎道にオーストラリアを感じ、公民館で花見する爺さん達にギリシャを思い、雷雨の来そうな川沿いの町がベトナムに見える。心がキュッとしまる。
誰それに似てるっていうのと同じで、たぶん共感はされない。その風景から私が本質として受け取るものがなにかってことだから。
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