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7月, 2009の投稿を表示しています

リスボンは上り坂が多い2009/07/10

 昼近くまで寝てしまう。いつも。しかし特にリスボンは上り坂が多くて疲れる。下り坂の3倍くらいあるんじゃないか、と書いてくれと言われました。  せっかく城の脇に宿があるんだから城に行ってみたら裏口から入ってしまったらしく、チケット売り場にたどり着いたときは昼休み。じゃぁ帰りに、としたのが最後でついに行かなかった。城の正門前100mくらいだけ、唐突に観光開発されていて驚く。この辺り、窓ガラス割れたままだったり壁が剥げたり、経済的には苦労してそうなだけに落差が。 リスボンぽい路地、なのかな? タイル名産らしくタイル貼がキレイなビル多数。撮るのは難しい、、、、。 奥のほう何か事件らしく野次馬集合。  今日の目的地は観光エリアのほぼ反対側にあるフェルナンド・ペソア記念館。ポルトガル現代詩といえばこの人、という偉大な詩人、と聞きました。リスボンは斜め線の多い街で迷いがち、加えて上り坂を嫌がっては遠ざかったりして、(そういえば古本屋にもう一度行ったりして、)閉館時刻にやっと着いた。でもまぁいいよいいよ、見て行きなよ、と入れてくれた。ギャラリー、再現ペソアの部屋(イメージ?)、ライブラリ、カフェ、裏庭からなる可愛らしい建物。 裏庭の猫  買い物帰りのおばさん達が迎えを待つ円形の公園でしばし呆然と休んでから再び歩く。観光レストラン街の端っこの食堂で夕食。スープ、焼肉サラダ米ポテト添え、プリン。ポルトガルではスープがどこでも美味しかった。薄めの鶏だしポテトポタージュに野菜とか米とか入れたもので何てことはないんだけど。 噴水の人魚?スターバックスのあれですね。尻尾が2又。  この街は落書きが元気。そしてその中にギリシャ語の落書きを見た。ここにもギリシャ人顕在。

2009/07/09リスボン初日

 ロンドンからリスボンに着いたら明るい!あったかい!強い日差し、鮮やかにカラフルな景色、いつも動いている空気。南の海はいいなぁ、って全然南じゃないけどそう思う。みんなの服も明るい色だし。ポルトガル航空機もピンク&緑の楽しいカラーリング。 大西洋岸 推定ドウロ川  リスボン2泊、「アブラハム渓谷」のドウロ川方面に2泊、リスボンに戻って1泊の予定。忙しない日数だけど、これまでと残りスペインとでシェンゲン協定加盟国でのビザなし滞在上限90日にギリギリだから仕方ない。  暑いけど Laugh Guide が耐え難いというほどじゃなくて安心。市街地までの直行バスチケットは値上げかつ特典トーンダウンしていた。最も人気のあるバジェットオプションだから早めの予約を、と書いてあったホテルに電話したらあっさり空いていた。バスも通りも空いている様子。不況だからでしょうか。私達は、だからこそ消費は歓迎される使い時だ、と自分を励ましているのですが。  その後だんだん判ってきたことは、今回のガイドブックは少し外れ。ガイドブックにも当たり外れ(相性の問題だけど)があることを最近知りました。著者が1人だと得意不得意や好みがやっぱり出て、レストラン選びなんかで私達の印象と大分違ったりする。Blue Guide はペダンティックな読み物として充実してるけど、とにかく紙が重い。Laugh Guideは地図を参照しづらかったし、全体に"行き方"が判りにくい。結局、観光より路地散歩、移動はバス電車、という私達には Lonely Planet が一番合うみたい。ポルトガル版がロンドンの書店に無かったから仕方ない。  ともかく。宿は城のすぐ脇、つまり山の上。広場でバスを降りて、坂道、階段、坂道、階段、坂道を登って玄関を開けたら、、、さらに2階分の螺旋階段が!朝外出したら寝るまで帰りたくないロケーションです。しかしその分テラスからの景色はなかなか良かった。  白壁、色々の扉や窓枠、敷石舗装の路地とか、細い坂道降りてきた角に食堂があって緑の扉で栗焼きグリルがあるなんて「階段通りの人々」みたいだーと安直に浮かれつつタイル博物館へ。本当に(地図の端である)鉄道駅から1.5kmなのか。ずいぶん遠かったよ。ずっと鉄道車庫の壁沿いでほとんどすれ違う人もいない殺風景な道のりだからか。 ぬいぐるみ沢山

大英博物館(2009/07/06-09)ロンドン

 ロンドン3泊5日、大英博物館でパルテノン彫刻の残りを見ることだけ考えて来たら、宿探しに苦労しました。  博物館は楽しかった。物量はもちろんギリシャ本国が圧倒的だけど、選りすぐりだけあって見栄えするものが多いと思いました。 説明が丁寧でわかりやすく、特にシリア、エジプト、ローマなど近隣地域との影響関係や同時代性の説明が、これはギリシャでほとんど見られないので良かったです。 パルテノン彫刻の展示レイアウトが、ここと新アクロポリス博物館と全く同じで、パズルのように思い出しながら見物しました。観光客としては、どっちでも良いから(私としてはアテネ、、、)でまとめて見たいです。やっぱり。  宿は早々に誰かに聞いて予約しておくべきだったようです。沢山ありすぎて探すのが大変だったし、当日、翌日に空きがあるようなところは高い割に今ひとつな感じでした。大都市を甘く見すぎていました。 King's Cross の Ashley House に2泊、Gower Street の Langland Hotel に1泊。 後者は「ダブルの予約ですけど、トリプルですよ」ということでしたが、シングルでも良いような部屋にベッドを鮨詰めにしてあったのが可笑しかった。 前者はフランスからの中学生(?)団体が鮨詰めでした。暗く湿っぽい部屋で私には向かなかった。  街はプラハほど整然としてなくて建物も低くて私達はこのほうが好きだけれど、色の暗さと標識の多さに東京を思い出しました。 100人数えたら88人は何かしら黒い服、鞄でした。横断歩道には"LOOK RIGHT→"、押しボタンの絵入り説明に"CROSS CAREFULLY"。地下鉄車両にロンドン市からの掲示 "STAY COOL IN HEAT TIPS"と題して   ・水を持ち歩く   ・具合が悪いときは電車に乗らない   ・具合が悪くなったら最寄の駅で降りる   ・駅間で緊急ボタンを押すことを避ける 、、、気にしなければいいんだけど、疲れます。 ゴミ箱も黒い  大英博物館正面近くのギリシャ料理店に行ったのと、中華料理店でチャーハンが3人盛りで苦しかったのと、 ヒースロー空港のBAラウンジが本拠地だけあって充実していた(コピー機、ゲームコーナー、ワインバー。近々スパもできるとか)のが

2009/07/03-06プラハ

 ブダペストから小さなマレブ航空機で夕方着。Hotel Venezia、屋根裏部屋で扇風機のみは少し暑いけどトリプルで広かった。それに、明るく風通しが良くお湯が出る、この3点で私は大体充分(インターネット、洗濯、キッチン設備があればなお良し)。 乗ってきた飛行機 こんな部屋 屋根裏からの景色  翌日、中心部まで徒歩30分くらいのルートを散歩。国立博物館がとても充実していました。考古学、鉱物、動物、植物など、各10部屋以上に渡る量の充実と、わかりやすい説明文、図、イラスト、模型、再現写真、拡大写真、子供向けに実物大骨格パズルなどなど、何も知らない人にも興味や疑問を持ってもらおう、という意思を強く感じます。 2階に上がるとマンモスが!  観光レストランで昼食、市庁舎など漠然と眺めながら川まで。装飾博物館では、かつてナチスに没収された美術品、家具などを所有者についての説明と共に展示していました(特別展)。恐らくナチス側のものである没収手順の図解や進捗報告図のわかりやすさに、システマティックであることの危険性を改めて思います。観光客と似顔絵書きで混み合うカレル橋を渡って、日本大使館のある辺りでガイドブック推奨のチェコ料理店(たったの)2軒中1軒で夕食。  3日目。カフェ・ルーブルのサービスに意気消沈して土産物街をとぼとぼ歩き、ギリシャからの元気な集団とすれ違って少し元気付けられ、フランツ・カフカ・カフェ横の書店とカフカ博物館近くの書店は小さくて今ひとつ面白くなく(私ではなくダンナさんにとっての問題)、隙間なく敷き詰められた石畳と四角い建物の高い壁がどこまでも続くように感じて疲れてしまいましたが、景気付けに気球?に乗ったら楽しかったです。  むしろアドバルーンにぶら下がったというか。この時は60m、天候によっては70mまで上がるそうで、この高さから見ると高さ色形が整然と揃っているのも美しいなぁと余裕の感想が持てました。中庭の生活感も少し見えたし。風に吹かれて大きく弧を描くのもひやりとして楽しい。15分で1人30ユーロは私達の予算にとって破格とまではいかなくても随分な値段ですが、まぁ景気付けになって良かった。場所はアドバルーンを目指して行ったら、カフカ博物館の敷地内でした。 ギリシャへの旅行案内も至る所に。大分安くなってるみたい。 カレル城と雲 この風船です  夕食は再び橋を渡