健診。何もないけど、胎児の心音モニターが30分かかったり入院説明を待たされたりで2時間超え。やれやれ。
ヤオコーのパンなど食べて昼から仕事。
保育園の庭で「フミちゃん、お船なの」と行って走る。電車、新幹線でもあり、犬にもなりたい、なれたら「なんでも走っちゃうの」だそう。
電車や飛行機はそれなりに身振りを伴うけど、お船は何もなくただ宣言だけでもうお船になっているのがすごい。
ジャングル山の輪っかでバスの運転手を演るのは前からだけど、今日ふと「お母さんお客さんね」と言ってみたら忽ちその設定が生きてすごい。背後に立ってるだけなのに。お客さんが降りたら「運転手さんも降りちゃった」けど。
言えば本当になる言葉の力を駆使できるようになって夢中なのが昨今のフミさんではないか。「悲しくなっちゃった」「これ要らない」などは言えばそのまま真実になる。「抱っこして」などの要求も概ね叶う。一方「今日お休みの日」などいくら宣っても動かせない物事がある。後者にぶつかったときの荒れ具合に、言えば叶う信念の強さが見える。
そうして宣言の及ぶ範囲を学びつつあるのだろう。その境界線上で働く魔法の言葉として「フミちゃんお船なの」はあるのだろう。
もう少し大きくなればそれはゴッコ遊び、演技でしかなくなるはずだけど、いまは半ば本当のことで、だからあんなに幸福そうに力強くかつ繊細に響くのだろう。
夕ご飯はカブと牡蠣のスープ、納豆ご飯、リンゴ。
椅子に登ろうとしてるところを手を洗ってからと引き止めたらバランスが崩れて歯茎と唇に怪我させてしまった。泣いて泣き止んで絵本で落ち着くまで小一時間。トイレで一悶着、やっと食事が8時過ぎ、お風呂でシャボン玉を楽しんだら今日も寝たのは10時過ぎ。いかんけどいかんともしかねる。
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