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無為徒食(2009/10/06-09)

 台風前後の悪天候で出歩く気になれず、、、というのは言い訳で、何もしないで(つまり、読書と料理とお喋りだけで)過ぎていく日々の簡単さが怖い。

 PHSの契約が無くなった。留守番の人に振込みを頼んでいたのが、当人は頼まれた意識がなく、滞納のあげく、、、あと1ヶ月早く気づけば間に合ったけど、というか何故口座振替にしておかなかったのか。まぁ後悔先に立たず。WILLCOMの先行きが不安な状況で改めて契約する気になれない、といって他に魅力があるわけでもなく。しばらく考える。

 街なかの閉塞感をなくして幸福感を増すには、個人・零細事業が多くなるとよいと思う。なぜかって、ラッシュ時間や休日の偏りが減る。接客だって、"自分の店"でやってる人のほうが(全体で見れば)よい。なんといっても、色んな暮らしようが見えるってことが気を楽にする。
 というわけで、幸い商店街が充実の阿佐ヶ谷に住んでいることだし、買い物は家族でやってるような店ですることにしたい。と思ったけど、大手スーパーとの価格差にびっくり。これは競争厳しいわ。SEIYUなら食品・日用品が24時間一箇所で買えるもの。とはいえ、お金や便利に代えられない価値が"地元の店"にあると考えてのことだから、できるだけ続けますが、、、。
 駅前の元々ローソン(?)元ショップ99が、群馬産野菜直売店になっていた。高崎にある会社が、群馬の提携農家から毎日集荷して直接販売するらしい。ここはスーパーと競える値段。愛用しそうな気がする。



 生活費のために割り切る、何かのために人生を捧げる、私はどちらの極端でもなくほどほどがいい。とわかった時は結構目から鱗が落ちた気がしたけど、別に珍しくない結論だ。ま、それでも腑に落ちるのが大事ということ。
 で、"ほどほど"が何かって、そこがまさに個々人で違い、考えるべきところだろう。"ほどほど"を"苦労が割りに合う"と言いかえることも多分できて、何が「苦労」で何が「割り」か、十人十色の組み合わせが考えられる。「体力消耗が収入に」「退屈さが安定感に」「リスクが注目に」とか。比較的苦にならない苦労のほうから考えることもできるし、苦労を吹き飛ばす魅力のほうから考えることもできる。だから色々な職業でそれぞれ満足する人がいる。私は何を望んでいるか。
 しかし一方で、望む仕事を選ぶというのは傲慢な、そうでなくても疲れる生き方だという気もする。選り好みせず、縁と成り行きで手に入れた仕事でいいじゃないか。
 再びしかし、そうもいかない。一つは、私の、気の乗らないことへの忍耐力の低さにより。二つは、企業側が"望み"をしつこく聞くだろうから。採用につけ評価につけ。適当な作り事でしのぐってのがまた出来ない。
 もちろん、そんなの聞かれずにできる職も沢山あって、その方面を検討する価値はあるか?、、、そうでもなさそう。そういう職として咄嗟にイメージするものに魅力が無いからではなく、私が何を「報われた」と感じるかということから。そういう職の例ではなく、たとえば、交通整理を一日したら、その一日の安全が成果になる。食堂で料理を出したら、食べた人の満足が成果になる。息の長い望みも同時にあるだろうけど、比重はこのような一話完結型の行為-結果に寄るだろう。そして、それは私の好みじゃないんだな。そうじゃなくて、「なんだかんだ色々試行錯誤の結果、皆に幸せな日々が訪れました」っていうのを、イイ、と思うみたいだ。であれば、試行錯誤する間はどうしたって何か遠くに目指すものが必要になる。幸せのイメージ。理想、ビジョン、目標。聞かれるかどうかによらず、私が自分でよかったと思うことを為すには、それが必要だ。と今わかった。
 つまりこの私は、ビジョンとか目標とかを考え折に触れて設定することを面倒がってはいけないんだ。そうか、、、。でも面倒だな、、、。納得するのに少し時間をとろう。

 ここまでの流れとは関係なく思ったこと。忘れないように。

 転入届と国民年金再加入のため中野区役所に行って、窓口の有能(だろう)な人に会って、こういう人達(事務方)が気持ちよく働けるようにするってのは、乗り気になれる仕事だったことを思い出した。
 なぜ事務方かっていうと、単に今までの仕事で作ったシステムの多くが事務方向けだったからだと思う。つまり、相手はどういう人達でも(よほど価値観が合わないのでなければ)多分良い。営業向けのシステムを作れば営業を幸せにしたくなるだろう。
 あと、システムと言っても、コンピューターアプリケーションでなくても一向に構わない。業務手順、備品の配置、資料の整理、なんであれ、より多くの人をよりバランスよく幸せにする仕組みを作ることなら、私の乗り気度は同じだ。収納アドバイザーだっていいね。
 しかし実際にやるとなると、習得した・する技術と知識とか、頼れるツテとかが限られるから、ある程度専門を持つのは仕方ない。専門を何で切るかがまた難しい。

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