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旅のベストワード

 この旅行で覚えた(そして速やかに忘れた)言葉たちのなかで気に入ったもの。

1位 ペヨルジュン (トルコ)
 少し前まで日本で働いてたという絨毯屋の人が売り込みつつ盛んに言っていた謎の言葉。
   ちょっとこれみて、ペヨルジュン?
   どう、こっちもきれいよ、ペヨルジュン?
のように。"ヨ"にアクセント。ただの間投詞か、呼びかけか、、、。
 なんか面白くて、その後、私達が疲れたりイライラするたび、雰囲気を変える魔法の言葉として役立ちました。

2位 (チョ トーイ)ケム (ベトナム)
 半年経って、もはやコンニチワもアリガトウも忘れたのに、これは残った「アイスクリーム(ちょうだい)」。
 なぜだ。そんなアイス食べまくったりしてないのに。語感にすごい違和感を覚えたからかね。ケムって、、、美味しくなさそう。パゴトー(ギリシャ語)、エラード(スペイン語)だって似たようなもんといえばそうですが。

 アイスと言えば、ヨーロッパ・中南米・オーストラリアのどこでも同じアイスクリームが売られていたのが驚き。赤いハート柄の看板が共通で呼び名は各国様々。Uniliverですか、、、LiptonもKnorも持ってるの?!衛生用品のイメージしかありませんでした。保護主義とののしられてもいい、日本のアイス産業とその多様性の存続を願います。
 しかしその中の「Magnum」はうまい、、、。ハーゲンダッツより少し安い?同じ?くらいの値段で、ハーゲンダッツのバーアイスに類似。中のアイスも外のチョコも、濃い味でクリーミーでいいんだよね。箱で個人輸入なんてできないだろうか。

 あと、キューバでNestleの商売上手に感心した。外国製品や、そもそも広告がほとんど無い国で唯一「どこにでもある」「看板を出してる」のがNestleのアイスだった。入り込み力すごい。商品は500ml位のカップアイス(味4種だったか)。130円か150円かそんなもの。男女を問わず嬉しそうに抱えて食べているわけですよ。味は、、、こんな三色アイス昔食べたような、、、甘味料着色料っぽい味。Nescafeも国によって味と値段が違うし、各国経済・嗜好に応じていかようにも売り込む巧みさがすごいと思いました。
 食べ物話はつい長くなる。

3位 シーペロー (スペイン語圏)
 特にペルーでよく聞いた気がする「そうだけど~」。一応同意するけど本音は反対と。"Si"(Yes)がとことん短いのも頻繁に聞こえた。「けど~」みたいなもん?
 ギリシャではあまり聞かない。力強くオヒ!(No)を言うからなぁ。ゥヲッヒ!!ぐらいの勢いで。

4位 チャオチャオ (ブルガリア)
 「こんにちは」兼「さようなら」、いつでも使えるChao!、なぜかブルガリアでは重ねて言うのがはやってた。主には若者、ともいえない。そのたびチャオチャオ餃子を思い出してた。
 近隣のチャオ使用国では聞かなかったんだよね。南米(チリ?)で少しだけ、電話口で使われてたみたいだけど、、、。

5位 グルマンスカ (セルビア)
 食べ物の名前。いかにもうまそうじゃないですか。グルマンですよ(フランス語だけど)。
 実態は粗挽き牛肉ハンバーグ、ベーコン・チーズ入り。実際うまい。ジューシィな直火焼で味が濃くてボリュームたっぷり。旅のベストフードでもあります。とにかくマケドニア、セルビアの肉よかったな、、、。


次点 トモダーチ! (ペルー)
 客引きにいきなりこう呼ばれたら気持ち悪い。友達じゃないっつの。
 しかし、少なくともペルー、メキシコ、キューバでは、普通に友達同士でも知らない人でも、アミーゴ!と呼んでるみたいで、単にそれの日本語版かな。でもヤダ。
 ほとんどクスコ限定。


次々点 ポッジョ (チリ)
 各国で結構違うスペイン語。鶏肉好きの私達はしょっちゅう「鶏肉と米」を食べていました。本国の発音で鶏肉は「ポッリョ」と「ポッヨ」の間のはずで、それでどこでも通じましたが、チリで「いやいや、ポッジョっていうんだよ」と直されました。そっちが少数派じゃよと言いたい。



関係ないけど偶には写真を。キューバのペソレストランのスパゲティ。ペソ売り食品の多くは「安いけどまずい」じゃなく「これはこれでアリ」だったけど、これはパスタを冒涜するほどにまずかった、、、。茹で過ぎ味なし。

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