スキップしてメイン コンテンツに移動

2013/09/26,27

26日
研修。
トンネルかけ。食事当番、午後ずっとキュウリ支柱撤収。

0.8ミリ目合いの防虫ネットが払底しており、虫の勢いもすこし落ちてきたのに賭けて、サラダセットのトンネルは不織布にて。鋸歯なものにベタがけすると、不織布の繊維が引っかかって異物混入になってしまう。小松菜、青梗菜はベタがけ。

サツマイモごはん、朝の汁にベーコンと人参葉、ナスと挽肉炒め、水菜と豆腐の煮浸し、じゃがいも・ラディッシュ・ソーセージのグリル(マヨネーズあえ)。

キュウリ支柱撤収の手順は:
・マイカ線の下に草刈り機を通し、絡んでる草を切り離す
・マイカ線を抜きとる
・絡んでる草ごとネットを集め、トラックに積んで運び出す(後日焼く)
・支柱を解体して持ち帰り
マイカ線の継ぎ目が引っかかったり、草が大量だったり、なにかと時間がかかる。50m×6畝で4〜5人が1日がかりか、もっとか。

不織布の巻き取りが甘い(マキトール壊れてた時期だったのかな)ので、広げる過程で崩れてねじれて、ほぐすのに時間とられる。前段階でちゃんとしていれば、と誰もが思うけど、そのときにはそのときの状況があって難しい。破れの補修とか道具の手入れとかも時間割いてできたらいいんだけど、なかなか。

この時期にテキパキ片付けてどんどん蒔いていけるかが、11月手詰まりになってしまうかを左右するらしい。うっかり一息ついてられない。

玉ねぎ一週間経ってまだでない。藁をかけたほうはチラホラでている。明らかな差がつくものだな。

昼休みにネギの播種。しかし水やれず。
----
27日。秋晴れ。朝晩は長袖でも冷える。

前の晩にフミさんが咳で2時間ごとに起きて泣き、私も明け方咳で眠れずしんどい。昼ごはん食べてやっと回復。

研修は里芋の草取り、トンネルかけ。
先日刈った里芋の草が私は見てないけどかなり伸びていたようで、管理機をいれるために運び出すのが今日の作業。けっこう時間かかる。まめに中耕できれば、そのほうが楽だろうねえ。

通りかかった白菜が壊滅してることに気づいた。不織布と黒丸のトンネルはやっぱり隙間が多く、入りこんだ虫に食い尽くされたもよう。こういうこともやはりあるのか。

昼休みは人参、玉ねぎ、ネギに水やり。時間切れでネギ全部にはやりきれず。

2週間?の農業体験に来ているSさんによると、私の畑を「よくやってるから参考にしたら」とみえこさんが言ったらしい、けどたぶんそれNさんの区画見て言ってる、、、!私の区画は15日の台風で倒れたトマトが放置されてたり、空心菜とツルムラサキが野放図に広がったり、散らかっております。でも気分いいから誤解でもほのかに喜んでおこう。

フミさんも私も昨日よりはましか、それでも時折発作のような咳で苦しい。「ちょっと辛い」って表現を使い出した。

----
9月はいってからか、フミさんが声音を使い分けるようになったのは。人形やブロックでひとり遊んでいるときは優しげな言い聞かせ口調。「泣きたくなっちゃった、、、」「落ち着きたい」「果物食べていいかなあ」など訴えるときは、鼻先から出すようなかぼそく甘える声。以前からの、うひぇーっと喜色を表す声やヒーヒー声に、より技巧的なものが加わった。甘え声で工夫した言い方をされるとついほだされてしまう。

コメント

このブログの人気の投稿

GAS 同一カラムを複数条件でfilterできない件

Google Apps Script でSpreadsheetをデータベース代わりにwebアプリをポチポチ作ってて、スクリプトからSpreadsheetにフィルタかける場合、同一カラムに複数条件を設定できないことを知って残念……。 フィルタのかけ方はこんな感じ。 日付を範囲指定したいけど、After、Before片方しかつけられない。 var dataFile = SpreadsheetApp.openById(DATA_FILE_ID); var sh = dataFile.getSheetByName(LOG_SHEET_NAME); var criteriaDateAfter = SpreadsheetApp.newFilterCriteria().whenDateAfter(new Date(targetDate)).build(); var criteriaUserEqual = SpreadsheetApp.newFilterCriteria().whenTextEqualTo(user.id).build(); if (sh.getFilter()) { sh.getFilter().remove(); } var r = sh.getRange(1, 1, sh.getLastRow(), sh.getLastColumn()) .createFilter() .setColumnFilterCriteria(DATE_COL, criteriaDateAfter) .setColumnFilterCriteria(USER_ID_COL, criteriaUserEqual) .getRange(); FilterCriteriaに2回条件設定してみたり var criteriaDateRange = SpreadsheetApp.newFilterCriteria() .whenDateAfter(new Date(date1)) .whenDateBefore(new Date(date2)).build(); 同じカラムに2回条件設定してみたり var r = sh.getRange(1, 1, sh.get

兵士というもの

体制への信頼、懐疑、雰囲気といった変化していく現象を、あとから測定するためのひとつの方法が、行動を突き止めるというやり方である。 国立銀行への貯蓄高、死亡広告の文面、アドルフと命名された子どもの数、教会脱退者などなど。民族同胞の雰囲気が頂点に達したのは1937年から1939年の間、1941年以降は急速に低下した。 政治的に始まった抑圧を日常的実践へと移しかえたのは、人々が受動的であり、抑圧を容認し、批判的な言動を同じ考えの持ち主の間でしか行わなかったからであった。p.55 これこそが、近代的人間が一見暴力とは無縁であるかのように見える原因なのだ。人々は暴力を想定しておらず、暴力が起きたならば、それはなぜなのかつねに説明を探し求める。たとえ、何らかの手段としての暴力ではなかったとしてもである。それにたいして、自らの身体的不可侵性が保障されていると信じていない者は、常に暴力を想定し、それが起きても動揺することはない。したがって信頼と暴力のバランスはつねに微妙で難しいものとなる。p.77 暴力というものが反文明的なものであり、抑圧されなければならず、深刻な場合には撲滅しなければならないものという形を取るようになったのは、歴史的に見ればようやく近代になってからのことである。暴力それ自体が非難されるべきこととされ、もちろん手段としての暴力は避けられないとしてもその都度正当化が必要とされるか、もし起こってしまったとすれば説明が必要なものとなった。p.78 しかしたとえば、人間が性欲を持つということに理由づけは必要だろうか。食べたり飲んだり息をしたりすることに[中略]したがって説明が求められるのはその様態であって、根本的な動機ではないのだ。おそらく暴力の場合にも、そのように考えることが有益であろう。[中略]結局のところ人類が生き延びたのは、平和を作り出す能力ゆえではなく、狩猟のさいや、食料を争うあらゆる種類のライバルにたいして行使した暴力ゆえなのである。p.78 家庭という領域では依然としてパートナーや子供、ペットに対する暴力が存在しているし、教会や学生寮といった閉鎖された社会領域でも同様である。[中略]おそらく、日常生活から暴力が無縁になるにつれ、象徴的もしくは代理的に行使される暴力への欲求が高まるのだろう。そして国家間でも依然として、暴力は独占からはほど遠い。p.79

佐藤忠良・安野光雅『ねがいは「普通」』

創作の目標のひとつにしたい佐藤忠良さんの対談。 絵をまた描きはじめた目で読むと、あちこち響いてくる。 満州に行かされていたんです。じきにソ連が参戦し、突撃ってことになって――。僕は戦線から逃げ出したんですよ。隊長を誘惑してね。その時、逃げるっていっても行く先がはっきりしないんですよ。日本海を泳いで帰るわけにもいかない。あのころ三十三歳くらいでしたか、元気だったんですね。先が見えないなら、地続きの、かねて憧れていたパリまで、歩いて行くより仕方がない――真剣に考えたんです。 人の顔をつくるとき、その人の怒りや喜びや過ごしてきた時間――粘土の中にね、過去と現在と未来までも、かっこいい言い方すると時間性をぶち込もうとするんです。それが彫刻家の苦しさだと思う。[中略]永く鑑賞に耐える芸術は、時間性を持たなくては――。  彫刻って、手でいちばん苦労するんです。手の動き方一つで、きざになったり、甘ったれたものになってしまったり。手の位置にも苦労しますね。 たとえばリンゴを描きたいというときは、その作家の全内容が投影して、書きたくなるわけです。描きたいなって思ったときに、作者のあらゆる哲学的なものや、思想的なものが投影できれば、絵のリンゴのほうが実際のリンゴよりよく見えてくる――。 でも、シベリアに抑留されていた三年間、男ばかりで過ごしていると、本当に、すべてのことを見せ合ってしまう。その時、我々日本人っていうのは、教養と肉体がバラバラになっていると思いました。 僕は日本にいるときから、ヤギなんかずいぶん描いていて、シベリアにいたときは描く紙がないから、心に絵を描くみたいにしてヤギを見ていたんです。 いや、目の前にして言うのはなんですが、何度見ても飽きないものをつくるのは難しいことです。特に気品あるものを作るというのは――。(安野) 僕はいつも思うんですよ。隣人への憐れみがない芸術は嘘ですよ。<中略>気品のないもの、隣人へのいたわりのないものから本物の芸術は生まれてこない。芸術だけではないのですが。 (山根 いずれにせよ作品にまとめるとか、彫刻に生かそうということで、お二人はデッサンをなさるわけですよね) まあそうですが。彫刻に生かそうというか、何か栄養を蓄積するようなことなんですよ。<中略> 素描