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20100210控えめに移動

9時前出発。足をおもんぱかって控えめに24km先の新富士まで、今日はおもに県道380"旧国一通り"を歩く。

セブンイレブンで朝食買って、水筒を忘れたのに気づいて戻る。旅の終わりまで失くしませんように、、、。ポットのお湯を直接注いでお茶淹れたら熱すぎた保温力確かなTHERMOS魔法瓶。

10時過ぎ、西友で包帯と包帯止めテープを買い、そこらへんの道端で巻いてみる。なかなかいい感じ。マメが痛いんじゃなく歩きつかれて痛いだけ、と思おうとすれば思えなくもないくらいに誤魔化せた。

感想の持ちづらいトラック街道を延々歩く。風邪ひいたか嫌な感じの汗が気になる。静岡では、すれ違いながら不思議そうに凝視する人の割合が多いように思う。ほかにこっちを見るのは大型トラック運転手。普通車の運転手はそうでもない。注意力が鋭いのか退屈してるのか。

沼津はすぐ近く。駅前地域が大きく広がってるけどシャッター通りっぽい。

沼津を過ぎて海岸の防風林沿い千本通り。
防風林の道沿いに転々とあるお地蔵さんやお墓。
海辺といえば猫。このひとは目が痛々しいことになってた。

マラソン大会の気配はない、、、と思ったら撤収しにきた。

駐車場誘導係のおじさん、なんとか酸素という会社のおじさんにどこまでいくのか聞かれる。二人とも「あぶないよ。ねらわれるよ」と言いますが、、、実際そうでもないですよ。

○○食品株式会社のワゴンを運転するおばさん、千本通りに入るために運転席から信号の押ボタンを押す。たしかにけっこう交通量が多くて飛ばしてて、わきから入りにくい。

片浜あたり、そろそろお昼が食べたくなってから1時間何もなくて歩き続ける。なんか毎日この展開だ。おにぎり・お弁当「天神屋」でお弁当と大根サラダ。食欲がなくて半分も食べられなかったのに自分で驚いた。残りは持っていくことにする。ますます不思議な格好に、、、「ちょっとそこまで」な服装とサブバッグ、コンビニ袋提げて大きなバックパック背負って何の観光スポットもない地域を歩いてます。

原、東田子の浦、吉原。図書出版、王子製紙、三菱商事、日立、、、ビッグネームの工場・倉庫だらけ。分業社会だなぁ。
こういうところを歩いて楽しいか、といえばそんな楽しくはないんだけど、、、退屈でもない。
"石油基地"という地名(?)が面白いとかさ。

5時近く新富士着。寒気はしなくなった。こんどは右足首に嫌な感じ。一難去ってまた一難というか、、、普段の暮らしだったら大して気にならないはずの体調変化に敏感になってしまう。ほかに考えることないから。どこまで歩けるか、○○まであと*キロか、、、次いつ休もうか、おなか減った、足痛い。それくらいしか考えてません。見かけたものを面白がったり、あれこれ思いついたりしても休憩でノートつけるまでには忘れちゃうんだよね。

マクドナルドで宿探し、予約、明日のルート確認。

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