ずっと晴れ。
前日夜、たまには少し高い食事も、、、と思ってシーフード(基本的に高い)レストランに行ったけど結局フライ尽くし(イカ、小魚、ポテトね)で残念でした。後半苦しみながらも食べきれなかったし。しかし、周りを見ると、ギリシャでは食べきれないのを大量に残すのは全く問題ないようです。後日泊まった宿の人もそう言ってました。さすがに「残すのがマナー」では無いそうです。食後に出てきたラキ、グリコ、ヨーグルトが一番おいしかった。
そういえば、その後、カフェでサッカー中継を見ました。アテネのカフェ(ニオン?)で皆がサッカー観戦に盛り上がる様子が楽しかったからです。しかし、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグのミュンヘン対バルセロナ、客は皆ドイツ人、、、と判ったのは席についてから。ギリシャ人にしては静かすぎると思ったんですよね。得点が入っても「ヨシッ」と呟くか目配せくらい。国で人は括れないといっても、やっぱりそれなりに国柄ってあるんだなぁ。
15日、ハニアの市場で朝昼兼ねた食事。魚フライ、野菜フライ、野菜のアーティチョーク煮、ホルタン・スタミナゴーシュ。薦められるままに再び頼みすぎた。そうか、残して構わないから「2人には多いかもしれませんよ」とか言われないのか。でも久し振りの青い野菜が嬉しかった。タベルナではトマト・ポテトばかりですから。”ホルタン・スタミナゴーシュ”名前は焼肉みたいですが、春菊とホウレン草を合わせたようで花の香りがする草。
市場でショッキングなものを、、、私の家にはウサギがいるんですけど、市場にもウサギが、、、丸裸で後ろ足のフサフサな毛だけ残して、「ぴょーん」の姿勢で吊るされてましたよ。おいしそうでしたよ(実際おいしかった。この日の夕食)。
イラクリオのニコス氏に勧められたモニ・プレヴェリに寄りつつ、南側のビーチにも行っておこうとアギア・ガリーニへ。"where package tourism and overdevelopment have spoilt much of its original charm" と言われると(lonely planet)、もっと静かな所に行きたくなるけど、そっちは何も営業していなそうで怖いから。
海の見える部屋に泊まったし、ウサギは柔らかくてコクがあったし、フィルターコーヒーが売り切れ(ってどういうことだろう)でネスカフェだったし、これでともかく南側にも行ったことになりました。
16日、フェストス、ゴルティスの遺跡を通って、"If there was a village that embodies quintessential Crete, it is Anogia" (再び lonely planet )というアノーヤへ。
フェストス、ゴルティスは石しかない遺跡で(出土品はイラクリオ"改装中"考古学博物館に)、2年前の夏と違って花が咲いていることを期待して行ってみました。しかしそうでもなかった。一足遅かったのか、あまり草花は育たない地域なのか。それでも、フェストスから見える景色は気持ち良い。ひろびろと、なだらかに続く丘陵、白っぽい地面、潅木。私がギリシャを好きな理由は、この山の形かもしれません。
レンタカー店でもらったクレタ島の地図(兵庫県ほどの島全土がA3に収まってるんですから、ごく大雑把なもの)を頼りに、都会(イラクリオ)には戻らず田舎道で行こうと国道を降りたところで地元の人に止められ、身振り以外は良くわからないけど、どうもこの先で道が駄目になっている?戻って左に行け?と言っている?聞いてみよう。「リポン、プレピナパオストイラクリオ?(つまり、私はイラクリオに行かなければならない?)」「ネ!!(そう!!)」
この大雑把な地図にも載るほどの道が通れない、のに驚くとは、日本の道路整備はかなり行き届いているんだな。前日レシムノから南側へ出るのにも同じことがありました。
一週間のドライブで思ったこと。
運転が乱暴には感じない。飛ばすのと車間を詰める以外。たまに超スロー運転がいる。どちらにしてもマイペース。車体の凹みは直さない。洗車はほとんどしない。バンパー落ちは珍しくない。ナンバープレートは、フロントガラスに貼紙か、ペンキで車体に書くという手がある。ドイツ車が多いのはグリファダ固有、クレタは日本車たくさん。標識は必要最低限、ここで逆に曲がったら辿り着かないところにはある。"そのまま進め"はわざわざ出さない。目的地への距離は地図上の直線で計算したと思われる。同じ交差点の2つの標識で距離が違うことも。気にしない。国道であってもガードレール、街灯は無い。"ヤギに注意"看板はある。夜はカーブとヤギ(他ウサギ、ネコ)が怖い。土ぼこりでスリップする。
レンタカーのガソリン満タン、マニュアル備付も、やはり日本文化なのか。返すとき"駐車場のゲートが閉まってたから近くの路上に停めてきた"で、確認もされなかったけど、大丈夫なのか。駐車場まで一方通行だらけで戻れず、店まで歩いてルートを聞きに行ったけど、日本だったらまず借りるときに地図渡されるだろうな。
南からイラクリオに向かうバイパス(地図には載っていなかった)は絶景。切り通しの長い坂道が、飛び込むように海へ続く。大きく緩やかに下るカーブが、街と港にすべりこむ。アテネや夏休みは知りませんが、この時期のクレタは特に身の危険を感じなかったので、レンタカー勧められます。
ハニアで
歩道修理中
町並み
ここも花盛り
宿の天井が高かった
市場
奥にウサギが、、、正面からは撮れなかった
中華料理店"スキヤキ"。がんばれ日本。
プレヴェリ修道院
Agia Galini へ向かう途中に峡谷が。
看板の裏
と思ったら反対側も無地
Agia Galini
フェストス
ゴルティス、というか羊の群れ
前日夜、たまには少し高い食事も、、、と思ってシーフード(基本的に高い)レストランに行ったけど結局フライ尽くし(イカ、小魚、ポテトね)で残念でした。後半苦しみながらも食べきれなかったし。しかし、周りを見ると、ギリシャでは食べきれないのを大量に残すのは全く問題ないようです。後日泊まった宿の人もそう言ってました。さすがに「残すのがマナー」では無いそうです。食後に出てきたラキ、グリコ、ヨーグルトが一番おいしかった。
そういえば、その後、カフェでサッカー中継を見ました。アテネのカフェ(ニオン?)で皆がサッカー観戦に盛り上がる様子が楽しかったからです。しかし、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグのミュンヘン対バルセロナ、客は皆ドイツ人、、、と判ったのは席についてから。ギリシャ人にしては静かすぎると思ったんですよね。得点が入っても「ヨシッ」と呟くか目配せくらい。国で人は括れないといっても、やっぱりそれなりに国柄ってあるんだなぁ。
15日、ハニアの市場で朝昼兼ねた食事。魚フライ、野菜フライ、野菜のアーティチョーク煮、ホルタン・スタミナゴーシュ。薦められるままに再び頼みすぎた。そうか、残して構わないから「2人には多いかもしれませんよ」とか言われないのか。でも久し振りの青い野菜が嬉しかった。タベルナではトマト・ポテトばかりですから。”ホルタン・スタミナゴーシュ”名前は焼肉みたいですが、春菊とホウレン草を合わせたようで花の香りがする草。
市場でショッキングなものを、、、私の家にはウサギがいるんですけど、市場にもウサギが、、、丸裸で後ろ足のフサフサな毛だけ残して、「ぴょーん」の姿勢で吊るされてましたよ。おいしそうでしたよ(実際おいしかった。この日の夕食)。
イラクリオのニコス氏に勧められたモニ・プレヴェリに寄りつつ、南側のビーチにも行っておこうとアギア・ガリーニへ。"where package tourism and overdevelopment have spoilt much of its original charm" と言われると(lonely planet)、もっと静かな所に行きたくなるけど、そっちは何も営業していなそうで怖いから。
海の見える部屋に泊まったし、ウサギは柔らかくてコクがあったし、フィルターコーヒーが売り切れ(ってどういうことだろう)でネスカフェだったし、これでともかく南側にも行ったことになりました。
16日、フェストス、ゴルティスの遺跡を通って、"If there was a village that embodies quintessential Crete, it is Anogia" (再び lonely planet )というアノーヤへ。
フェストス、ゴルティスは石しかない遺跡で(出土品はイラクリオ"改装中"考古学博物館に)、2年前の夏と違って花が咲いていることを期待して行ってみました。しかしそうでもなかった。一足遅かったのか、あまり草花は育たない地域なのか。それでも、フェストスから見える景色は気持ち良い。ひろびろと、なだらかに続く丘陵、白っぽい地面、潅木。私がギリシャを好きな理由は、この山の形かもしれません。
レンタカー店でもらったクレタ島の地図(兵庫県ほどの島全土がA3に収まってるんですから、ごく大雑把なもの)を頼りに、都会(イラクリオ)には戻らず田舎道で行こうと国道を降りたところで地元の人に止められ、身振り以外は良くわからないけど、どうもこの先で道が駄目になっている?戻って左に行け?と言っている?聞いてみよう。「リポン、プレピナパオストイラクリオ?(つまり、私はイラクリオに行かなければならない?)」「ネ!!(そう!!)」
この大雑把な地図にも載るほどの道が通れない、のに驚くとは、日本の道路整備はかなり行き届いているんだな。前日レシムノから南側へ出るのにも同じことがありました。
一週間のドライブで思ったこと。
運転が乱暴には感じない。飛ばすのと車間を詰める以外。たまに超スロー運転がいる。どちらにしてもマイペース。車体の凹みは直さない。洗車はほとんどしない。バンパー落ちは珍しくない。ナンバープレートは、フロントガラスに貼紙か、ペンキで車体に書くという手がある。ドイツ車が多いのはグリファダ固有、クレタは日本車たくさん。標識は必要最低限、ここで逆に曲がったら辿り着かないところにはある。"そのまま進め"はわざわざ出さない。目的地への距離は地図上の直線で計算したと思われる。同じ交差点の2つの標識で距離が違うことも。気にしない。国道であってもガードレール、街灯は無い。"ヤギに注意"看板はある。夜はカーブとヤギ(他ウサギ、ネコ)が怖い。土ぼこりでスリップする。
レンタカーのガソリン満タン、マニュアル備付も、やはり日本文化なのか。返すとき"駐車場のゲートが閉まってたから近くの路上に停めてきた"で、確認もされなかったけど、大丈夫なのか。駐車場まで一方通行だらけで戻れず、店まで歩いてルートを聞きに行ったけど、日本だったらまず借りるときに地図渡されるだろうな。
南からイラクリオに向かうバイパス(地図には載っていなかった)は絶景。切り通しの長い坂道が、飛び込むように海へ続く。大きく緩やかに下るカーブが、街と港にすべりこむ。アテネや夏休みは知りませんが、この時期のクレタは特に身の危険を感じなかったので、レンタカー勧められます。
ハニアで
歩道修理中
町並み
ここも花盛り
宿の天井が高かった
市場
奥にウサギが、、、正面からは撮れなかった
中華料理店"スキヤキ"。がんばれ日本。
プレヴェリ修道院
Agia Galini へ向かう途中に峡谷が。
看板の裏
と思ったら反対側も無地
Agia Galini
フェストス
ゴルティス、というか羊の群れ
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